数ある開発パートナーの中でシステムアイに頼んだ理由は「提案力」と「スピード感」
顧客の教育サービス構築にあたり、決済システムに知見のあるパートナー企業を探していたG-gen様。 学習サービス構築にあたり、システムアイにお声掛けいただいた理由とその感想を担当の欠塚様にお伺いしました。
株式会社G-gen
株式会社G-gen は「クラウドで、世界を、もっと、はたらきやすく」をミッションにお客様のクラウド導入を支援しています。マルチクラウド、データ分析基盤、システム・アプリ開発などを得意とするクラウド専業インテグレーターです。Google Cloud を効果的にご利用いただけるように、利用支援やエンジニア サポート、デジタルプロダクト開発等のサービスを展開しております。
https://g-gen.co.jp/
システムアイはシステム構成図や技術選定から提案してくれるので、管理コストやコミュニケーションコストが下がるメリットがあった
-今回、システムアイを開発パートナーとして選定いただいた理由について教えてください。
欠塚さん:ありがたいことに、最近当社に案件の引き合いが増えており、開発者が足りない状況が続いています。よって開発パートナーさんに人員を確保いただく必要があり何社かにお声がけさせて頂いたのですが、大抵のパートナーさんは「何月に何人を提案できます」という人員に特化した提案をもらうことが多いですね。そんな中、システムアイさんはシステム構成図や技術選定から提案してくれる。
今回もシステム提案書を出してくださったのですが、要件を抑えて「こういったAPIの開発が必要になる」というところまで踏み込んで提案してくれました。そこまで提案してくれると、こちらの管理コストやコミュニケーションコストも下がって楽になりますよね。
依頼した開発パートは当社にて対応できるリソースが不足していたため、非常に助かりました。
-2023年から当社に定期的にご発注頂いているとか。
欠塚さん:はい、2023年の7月からお付き合いして頂いています。ほとんどのパターンで工数見積もりや技術提案からお願いしており、実績もあったのである程度の信頼感がありました。
申し込み時やサービス継続時など、ステータスによって異なるサービスフローを吸収する必要があった
-システムアイは実際にどんな開発を担ったのでしょうか?
システムアイ担当者:プロジェクトの全容はとある教育サービスの構築でしたが、当社はその中の決済システム部分を担いました。具体的には、決済サービスを提供するStripe社のAPIをサービスに組み込んだのですが、クレジットカード払い・コンビニ払いの両方に対応する必要があったため、それぞれの業務フローにあった決済処理が行われるように工夫する必要がありました。
例えば請求書払いの場合、「請求金額を確定して請求を作成・送付し、入金確認をする」と言ったフローが生じますが、クレジットカード払いであれば料金確定=即請求となりますよね。そのフローの差を吸収するのが今回一番苦労した点です。
またコンビニ払いの場合、支払ステータスとサービス提供の組み合わせが複雑でした。請求書を発行・郵送してユーザーが支払いが完了するまではタイムラグが発生します。初回の申込み時には、そのタイムラグの間サービスが利用できませんよね。しかし2回目以降の支払いでは、請求書の支払い期限までのタイムラグにもサービスを提供することになる。さらに、初回申し込みの前には支払の必要がないトライアル期間もある。
もともとStripeは海外のサービスであり、コンビニ支払いのようなローカルな決済方法については資料も少なく、綿密な調査の上で様々なパラメータを組み合わせて試行錯誤する必要がありました。
欠塚さん:決済システムの対応豊富なシステムアイさんと協力したことで、お客様によりスピーディにサービスを提供できたのではないかと考えています。
スピード感と「まるっとお願いできる」手離れの良さがシステムアイの武器だと思います
-開発パートナーとして、システムアイのお勧めポイントがあったら教えてください。
欠塚さん:システムアイさんの良いところは、何よりもスピード感だと思います。 他の案件でも提案をお願いしているのですが、PoC(*1)の段階から手を動かしてくれました。例えばデータ分析の案件の相談をすると、「こういう切り口があるよね」と言うのを技術調査してくれる。提案のスピードが非常に早いなと感じます。 また、「まるっとお願いできる」ことは他社との大きな差別化ポイントだと思います。 「人を何人連れて来れます」という提案をしてくれる企業さんは多いですが、先ほども言った通り、調査から提案まで一緒に考えてくれるパートナー企業さんはそういません。 例えば当社に知見がない部分だったり、内部で解決しきれないことがあったら、システムアイさんに相談してみようかな、と考えられる、本当の意味での「パートナー」にふさわしい企業さんなのではないかと思います。
-欠塚さん、貴重なお話しありがとうございました。
*1 PoC‥‥「Proof of Concept」の略で、「概念実証」という意味。 サービスや製品に用いられるアイデアや技術が実現可能かを確認する一連の検証作業のこと。