株式会社アンビシャス

人手不足解消の一手。
システムアイは
開発を加速させるパートナー

1年で250のチケット(施策)を消化。
開発を加速させるパートナーとしてのシステムアイの魅力とは

トランクルーム事業の運営にあたり、サービスサイトの継続的な開発に課題を抱えていた株式会社アンビシャス様。
開発パートナーとしてシステムアイをお選びいただいた理由や、協働して見えてきたメリットについて、営業カスタマー事業部システム課 課長の堀江 優仁様に伺いました。

※本記事の内容は2025年7月時点の情報です

ご支援前の課題

・ エンジニアの追加アサインができず、開発のリソースが不足していた
・ 実行されないWeb施策が積み重なり、従来の競合優位性が徐々に失われる結果に

ご支援による効果

・ チケットの消化が進み、サービスサイトのUI/UXが向上
・ 品質が向上し、障害対応にかかる時間が減少
・ 状況に合わせて柔軟にメンバーをアサインできる開発体制を構築

株式会社アンビシャス

株式会社アンビシャスは、日本全国で670店舗を構えるトランクルーム「収納ピット」の運営、および同サービスFC本部の運営をメインに事業を展開する企業です。
成長を続けるトランクルーム市場において、2005年の創業から、テクノロジーの融合とマーケティング力を武器に常にトランクルーム事業の再構築を模索してきました。現在の事業領域にとどまらず、幅広い分野での事業展開を見据えて躍進を続けています。
株式会社アンビシャス 公式サイト
収納ピット サービスサイト

パートナー選定の決め手は、幅広いスキルをもつ豊富な人材

出典:収納ピット 公式サイト

-開発の対象となったサービスやシステムの概要を教えてください。

私たちが提供する「収納ピット」は、コンテナやパーティションで区切ったスペースを貸し出し、お客様にご利用いただくトランクルームサービスです。
日本全国で670店舗を展開し、法人であれば書類や備品の保管、個人であればゴルフやキャンプ用品・シーズンものの服の収納など、幅広い用途でお客様にご利用いただいています。

開発対象となるのは「収納ピット」のサービスサイト。Web上でトランクルームの空き状況の確認や、契約手続きができるシステムです。
すでに2018年に原型となるサイトの運用をスタートしていたため、システムアイと進めたのはUI/UX改善やサービス追加・改善、SEO対策などがメインです。

-システムアイが開発パートナーとなる以前に抱えていた課題や、ベンダー変更に踏み切った経緯を教えてください。

エンジニアが追加できないことによるリソース・スキル不足が大きな課題でした。
2018年のサービスサイトオープンより、他のベンダーとのお付き合いがあったものの、開発をするエンジニアが0.5人/月とリソースが不足している状態が慢性化していました。追加アサインを依頼するも人員不足なのか叶わず、別途SESメンバーをアサインすることでなんとか回している状況でした。

その結果、スタックしたチケット(*1)が蓄積し、なかには3年も温め続けたものまでありました。また、アーキテクチャ(基本構造)や設計の不備・不具合など、エンジニアのスキル面に対しても物足りなさを感じることも多々ありましたね。

トランクルーム業界ではWebマーケティングに注力している企業が少なく、元々当社が優位な状況にありました。しかし、追加開発が進まずスタックしていることで競合他社との差が徐々に縮小してしまったのです。それに危機感を感じて、2023年3月頃からベンダー変更を検討し始めた経緯です。

-ベンダーを選定する過程で、システムアイを知ったきっかけを教えてください。

お付き合いのあったAWS関連のパートナーに相談したところ、信頼できるベンダーとして紹介してもらったのがきっかけです。
2023年4月頃からさまざまなベンダーに声をかけ、10社ほど比較検討していました。夏頃にはシステムアイを含む2社程度まで絞り、2023年11月にはシステムアイとの開発をスタートさせています。

-システムアイを選定いただいた決め手はどのようなポイントでしょうか。

決め手の一つ目は、人材の幅広さです。長くお付き合いができるような経営基盤の有無も考慮したうえで、当社が求めるスキルとマッチしたのがシステムアイでした。
事前にアサインできる人材をご紹介いただいたとき、システムアイならバックエンド開発に加え、当社の手が足りていないインフラ周りの知識・技術もカバーできると確信しました。

二つ目に、開発のスタンスが当社と合っていると感じた点です。「すごくしっかりしたドキュメントを時間をかけて量産する」といったスタンスではなく、かといって実装に寄りすぎているわけでもなく、一緒に開発を進めていくパートナーとしてのバランスのよさがあると思いました。

三つ目に、システムアイの過去の実績も信頼につながったポイントです。大手ITベンダーのコアパートナーのほか、金融業や製造業での実績があった点も高く評価できました。製造業はどうしてもシステムに細かい仕様を求められるので、そこでの実績があることも大きな安心感につながりました。

開発フェーズに合わせたアサインの柔軟性も魅力

-どのような体制でプロダクト開発を進めてきましたか。

プロダクト開発初期は、当社側でサイトの責任者1名・エンジニアとして私のほか2〜3名。システムアイ側ではPMで1名、開発に2名。開発メンバーだけでは対応しきれない案件がある場合は、その都度メンバーを追加でアサインしてもらっていました。

この体制で十分機能はしていたものの、旧ベンダー時代からの未消化のチケットが多く残っていたことから、よりスピードを上げて取り組む必要がありました。
そこで、ナレッジ・ドメイン知識を蓄積して開発効率を上げるために、追加開発の度に都度アサインしていた開発メンバーを長期的に常時確保すると共に、複数名増員しました。チーム内ですべてのチケット開発を進める体制に、途中から変更しました。

この変更で、システムアイの体制はPM1名・要件定義担当1名・開発メンバー5名に。もともと要件定義は私が担当していましたが、システムアイ側でも1名アサインいただくことで開発メンバーに回せるタスクも増えました。こちらの状況に合わせて対応いただける、アサインの柔軟性に助けられています。

-システムアイの動きはいかがでしたか?

開発パートナーとして、円滑に進めていただいている印象です。ベンダー切り替え時には1〜2ヵ月程度の引き継ぎ期間がありましたが、オンラインで前のベンダーとミーティングをするなど、比較的スムーズに進みました。ドキュメントが整備されてないなかで、よく引き継いでいただいたと思います。

また、「こうした方がもっと早くできます」といったような、開発効率の改善に関する意見を積極的に出してもらえた点も心強かったです。開発スピードが上がればトータルの開発コストは下がるので、当社としても週次で振り返りの場を設けることを推奨して、意見を出しやすいような工夫をしていました。

-品質にもご満足いただけたとか?

そうですね。以前にお願いしていたベンダーさんは、テーブルをJOINしていないため検索結果の取得に時間がかかったり、同一ロジックが複数箇所に実装されていて効率が悪いなどの課題があったのですが、システムアイに移行してからはそういったことはなく、非常に安心感がありました。

従来の2倍以上のスピードでチケット消化。長年スタックしていた機能追加も実現

出典:収納ピット 公式サイト

-システムアイとのプロダクト開発で得られた成果はありますか。

システムアイが加わって1年ほどで、数百のチケットを消化できました。以前と比較して2倍以上のスピードです。加えて障害の発生回数も減ったので、対応に追われる時間も削減できています。
長年スタックしていた追加機能もサイトに実装できました。空室待ちをしているお客様に自動で近隣店舗をレコメンドする機能や、無人のトランクルームの見学予約機能もその一つです。お客様の利便性や営業効率を高める機能追加を実現できました。

また、柔軟性のある開発体制の構築を実現できたのも成果の一つです。
将来的にはシステム開発の内製化を視野に入れてはいるものの、自社のエンジニア採用が思うように進まない状況が続いていました。チケットがスタックし続けると競争力の低下を招きます。まずは安定的な開発体制を構築するために、システムアイと協働する道を選んだことは正解でした。

-サービスサイトの追加開発が進んだことで、営業面でも効果はありましたか?

前述の自動レコメンド機能や見学予約機能を実装できたことで、人が対応していた工数が削減され販管費を削減できたほか、契約率も上がりました。

市街地の店舗は、ビルのフロアの一角を利用したビルインタイプのものが多く、道ゆく人に認知してもらうことが難しい状況です。そのため、いかにインターネット検索で上位に表示させるか、いわゆる「SEO」が重要なのですが、他社も対策をしてくるため常にSEO改善を実行していく必要があります。
システムアイと協働することで開発スピードが上がったため、サイトへのSEO対策もタイムリーに対応できるようになりました。SEOスコアも上がっているので、今後も契約数につなげていきたいです。

開発パートナーと共に、さらなる成長をめざす

-開発パートナーとしてのシステムアイの魅力を教えてください。

システムアイの魅力は、技術の総合力とアサインの柔軟性です。クラウドから実装までの技術力を備えているエンジニアがそろっているため、全部お任せというスタイルでも、発注側がハンドリングして足りない人材だけ埋めてもらうというスタイルでも、状況にあわせて柔軟なアサインが叶うと思います。
特に、実装を確実かつスピーディーに進めていくスキルに長けていると感じました。当社のように、ベンダーと一緒になって実装をどんどん進めていきたいと考えているなら、まずご相談するとよいかと思います。

-今後の展望をお聞かせください。

現在のトランクルーム事業にとどまらず、新たな事業の構想もあります。ゼロからの立ち上げは、社内のメンバーだけではリソースが足りない部分が出るはずなので、その際にはぜひシステムアイにご相談したいです。
もちろん現在のサービスでも、私たちのパートナーとして引き続きその開発力を活かしていただきたいと思います。

*1 チケット‥‥プロジェクトで発生した実施すべき作業項目や障害、課題などのタスクのこと

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会社名 : 株式会社アンビシャス

所在地 : 大阪府

業 種 : 不動産業

規 模 : 77名(2025年10月時点)