
システムアイと共に
「挑戦」と「成長」をし続けてきた
役員が語る、組織の変革と未来
Takeshi.G
執行役員/システムソリューション事業本部 本部長
2011年11月 中途入社
“金融”の業務知識を活かして、ソフトハウスからシステムアイへ
前職では、金融機関向けのニッチなパッケージソフトを開発・販売するソフトハウスに勤務していました。設計から納品まで一貫して対応し、一つのパッケージが完成したら他の銀行に営業をかける、というスタイルでした。地方銀行を含め、80社ほどに営業を行っていたと思います。システムアイには、前職の最後の仕事で出会った方からの紹介で入社しました。
入社当時、社員30名ほどのシステムアイは、富士通社を通じて、インターネットバンキングや政府系金融機関などの金融系開発プロジェクトを3〜4件抱える小さな会社でした。私は立ち上がったばかりの新しいプロジェクトで、葛川さん(現代表)がアプリケーション基盤、私が業務部分を担当する形で、当社初の大型の請負案件をスタートさせました。このプロジェクトは、今も当社の主要プロジェクトの一つです。当時を振り返ると、一緒にプロジェクトを進めてきたメンバーが、今ではマネージャークラスとして活躍してくれていることを大変嬉しく思います。
執行役員とプロジェクトマネジメントの両立
2019年、SHIFTグループに参画したタイミングで、私は執行役員に就任しました。
この時期は、金融系以外の業界のお客様との、100名を超える大型プロジェクトに関わるようになり、役員としての役割というよりもプロジェクトマネジメントに奔走していました。
当社は今も、役員を含め現場で業務を行うプレイングスタイルを大切にしています。しかしここ数年は、これまでの経験を活かしつつ「役員としての振る舞い」も意識するようになりました。一つのプロジェクトに深く関わるのではなく、複数のプロジェクトにバランスよく関与し、全体に目を配れるように努めています。

多様性がもたらした会社の変化、型にはまらない組織へ成長中
一言で言えば、いい意味で「若い会社になった」と感じています!
単純に社員数が増えただけでなく、外国籍の社員も増え、多様な考えを持つメンバーが集まってくれました。これは会社にとって非常に良い影響だと考えています。
以前は仕事のタイプが金融系開発が多数で、それに適した人材ばかりを採用していました。そのため、考え方も保守的になりがちだったと思います。
しかし今は、業界や業種を問わず、さまざまな仕事に挑戦していく姿勢に変わりました。そのおかげで、個性豊かなメンバーが型にはまらず、良い意味で自由闊達に働いていると感じています。
中堅企業への進化を支える制度改革。「信頼」と「安定」を生む組織へ
当社は、零細企業から中小企業を経て、現在中堅企業へと成長を続けています。規模拡大に伴い、大規模な開発プロジェクトの受注機会も増え、お客様からも制度面の整備を求められることが多くなりました。
これまでは、経験豊富なベテラン社員に頼る部分が多かったのですが、さらなる成長のためには、組織的な仕組み作りが不可欠です。開発プロセスの標準化をはじめ、要員の調達やチームの運営といった要素も含めて体系的に整備することで、お客様へ安心感を提供し、プロジェクトの炎上リスクを未然に防ぐことが可能になります。制度を整え、業務を仕組み化することで、個々の社員の負担を軽減し、長く働ける環境を作り上げていきたいと考えています。

「不器用な情熱」を歓迎します。
真のダイバーシティ化を目指して
私たちは、年齢、国籍、経験を問わず、様々な背景を持つ方々を歓迎します。特に、外国籍の方やシニアの方々など、多様な人材が活躍できる職場を目指しています!
たとえ、挨拶もろくにできないような人や口下手な人でも歓迎します。そういったことを言うと、意外に思われるかもしれません。しかし、これは単に若気の至りや不器用さから、世渡り下手になってしまっている人、つまり「昔の私と同じような人」を指しています。私たちは、そのような不器用な情熱を持つ人たちが遠慮なく当社のドアを叩いてくれることを心から望んでいます。見た目や世間体を気にせず、自分の可能性を信じて飛び込んできてほしいと考えています。